この記事は冷蔵庫の購入を検討している方のためになる内容です。
冷蔵庫は毎日使う家電の一つですが、どうやって選ぶのがベストなのでしょうか?冷蔵庫のメーカーやブランド、一人暮らし・4人家族用や400L・500Lの容量、省エネや節電の機能など、様々な要素を考慮する必要があります。この記事では、2024年版の最新情報をもとに、おすすめ冷蔵庫の選び方のポイントを分かりやすく紹介します!
ポイントを解説
冷蔵庫を選ぶ際に、3つのポイントは事前に確認すると良いと思います。「容量・サイズで選ぶ」「ドアの開き方で選ぶ」「便利機能で選ぶ」それぞれを解説します。
ポイント1 容量・サイズで選ぶ
冷蔵庫の容量は、ライフスタイルや家族の人数にあわせて必要容量は変わります。参考までに目安容量の計算式がありますので、下記参考にしてみてください。
【目安容量】=(70L/人×ご家族の人数)+(常備食材120L~170L)+(予備70L)
【計算例1:新婚2人の場合】
(70L×2人)+(常備食品120L~170L)+(予備70L)=目安容量330L~380L
【計算例2:4人家族の場合】
(70L×4人)+(常備食品120L~170L)+(予備70L)=目安容量470L~520L
冷蔵庫の容量は、家族構成や生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。一人暮らし(自炊する人)では、250L以下の小型冷蔵庫で十分な場合が多く、4人家族以上では、400Lや500L以上の大型冷蔵庫が必要になることがあります。また、冷蔵庫の容量はサイズにも影響します。大きな容量の冷蔵庫は、幅や奥行きも大きくなるため、「設置する場所」や「運搬経路」は十分なスペースがあるかどうかも事前確認は必要です。
「設置する場所」
購入する前には、設置する場所の寸法・サイズは事前に確認しましょう。冷蔵庫を適切に冷やすための放熱が必要になりますので、放熱スペースの確保も考慮する必要があります(メーカー・種類により違いはあります)。
「運搬経路」
購入する前には、設置する場所への経路サイズも事前に確認しましょう。一番狭い場所をチェックするのがポイントです。最近は60cmや65cm程度のスリムタイプ冷蔵庫も人気がありますので、参考にしてみてください。
ポイント2 ドアの開き方で選ぶ
冷蔵庫のドアの開き方は、動線を意識した使い勝手や利き腕、見た目にも影響します。主に3種類のタイプがあり「両開き」タイプ、「観音開き(フレンチドア)」タイプ、そして「片開き」タイプです。
「両開き」
左右どちらかでも扉が開くタイプです。引っ越しや配置換えなどでも対応できるメリットがあります。
「観音開き(フレンチドア)」
扉が2分割されており、半分だけ開けて取り出すことも可能なので、庫内の冷気が逃げにくく節電にも繋がり、省エネ効果があります。
「片開き」
どちらか一方の扉が開く最も多いタイプです。設置場所から左右どちらかの片開きタイプを選びます、また右利きなら右開き、左利きなら左開きが使いやすいと言われていますので、参考にしてみてください。
ポイント3 便利機能で選ぶ
冷蔵庫には、様々な便利な機能が付いています。例えば、「自動製氷機」は、氷を自動的に作ってくれる機能で、夏場やパーティーなどで氷が必要なときに便利です。「野菜室」は、野菜や果物を新鮮に保つ機能で湿度や温度を調節したり、腐敗の原因となるエチレンガスを除去する機能などがあります。他にも、「ドアポケット」や「ワインラック」など、収納力や使い勝手を高める機能もあります。AIを搭載している冷蔵庫では、細かな温度設定や庫内の中身を確認できるなど、スマホと連携した機種もありますので、自分のニーズに合わせて必要な機能を選ぶことが大切です。
自動製氷機能や野菜室の設置、カメラやスマートフォン連携など、冷蔵庫の先進的な機能を利用したい場合、機種選びには注意が必要です。
自動製氷は容量が約400L以上のモデルからが多く、野菜室は300L程度以上から搭載されることが一般的です。また、冷蔵庫内の写真撮影やスマートフォンとの連携などの高度な機能は、500L程度以上の容量から選択肢が広がります。機能を重視する場合は、容量にも注意して、希望する機能を備えた冷蔵庫を選ぶようにしましょう。
ポイントを踏まえておすすめ商品を紹介
シャープ SJ-MF50K
奥まで手が届く奥行薄型タイプ。25項目の省エネ技術が満載し、停電に備え2~4日の運転時間が伸ばせる機能が付いています。プラズマクラスター搭載で綺麗な空気が循環し、「COCORO HOME」と連携してレシピや特売情報などスマホで確認でき、対話式の音声機能で提案してくれる。
パナソニック スリム冷凍冷蔵庫 NR-B252T
55.5m幅のコンパクトなスリムサイズ。一人暮らしや外食が多い二人暮らしにはピッタリな248L容量で右開きタイプです。冷凍室は3段に分かれ製氷エリア付き、ドア棚も多いので整理しやすく、取りやすさも特徴です。
東芝 アッシュグレージュ GR-W460FZ(ZH)
2024年3月発売予定のFZシリーズ、容量461Lの観音開きタイプです。野菜室には約10日間鮮度をキープする特許技術が搭載され、大事な栄養素を守ってくれます。また急冷上質冷凍技術でおいしさを凝縮し、霜がつくのも防いでくれる機能があります。
日立 HSタイプ R-HS47T
グッドデザイン賞を受賞した、幅60m、容量470Lの片開きタイプです。チルド温度約2℃の「まるごとチルド」機能でお肉やお魚が5日後でもおいしくいただけ、乾燥や変色を抑えてくれるので鮮度抜群。「うるおい野菜室」では冷気を直接あてませんので、野菜は高い水分残存率をたもてる機能です。
三菱 MZシリーズ MR-MZ49J-W
中だけひろびろ大容量シリーズ、容量485Lの観音開きタイプです。整理整頓などAI予報を搭載し「つながるアプリ」に通知する機能や、収納力UPにより食品の出し入れや見やすさを追求されています。