BESTな「空気清浄機」の選び方を紹介します！【2024年版】

2024年2月11日

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この記事は空気清浄機の購入を検討している方のためになる内容です。
空気清浄機は、さまざまな種類や機能、メーカーがあります。加湿除湿機能付きや、たばこやペット脱臭機能付きなど、どれが自分に合っているのかわかりにくいものです。また、1月下旬ごろからの花粉や秋ごろのハウスダストに不快感を抱える方も多いかと思います。特にアレルギーを持っている方にとっては、空気をキレイにしてくれるのかは、健康に直結する重要な問題です。そこでこの記事では、おすすめな「空気清浄機」の選び方を紹介します！

ポイントを解説

空気清浄機を選ぶ際に、3つのポイントは事前に確認すると良いと思います。「種類と目的で選ぶ」「性能と部屋の広さで選ぶ」「便利機能と予算で選ぶ」それぞれを解説します。

ポイント１　種類と目的で選ぶ

空気清浄機には、主に「HEPAフィルター式」、「イオン式」、「光触媒式」などの種類があります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。

HEPAフィルター式は、花粉やほこりなどの微粒子を除去するフィルターの一種で、タバコやペットの臭いなどを除去したい人向けです。空気清浄機では主流になっており、JIS規格では次のように規定されています。「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97％以上の粒子捕集率を有しており、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター」。ただ、HEPAフィルターは湿気に弱いため、カビが繁殖しやすく定期的な交換が必要になります。

イオン式は、高電圧をかけた電極からイオンを放出し、空気中の微粒子に付着させマイナスイオンを発生させます。その後、集塵フィルターやプレートに吸着した微粒子を捕集します。イオン式空気清浄機は、静音性や省エネ性に優れており、花粉やハウスダストなどのアレルギーに悩む人にはおすすめです。フィルターの交換や購入が不要なところもメリットです。

光触媒式は、光に当たると化学反応を起こす物質のことで、光の力で空気中の有害物質を分解する仕組みです。換気が難しい場所でも消臭効果は高く、においの原因を分解・除去し、近年急激に普及しはじめています。抗菌効果が高く、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどのウィルスを除去するメリットはありますが、初期コストが高いのがデメリットです。

ポイント２　性能と部屋の広さで選ぶ

空気清浄機を選ぶときに考えるべきことは、部屋の広さです。空気清浄機には、適用床面積という指標があります。これは、たばこ5本分の煙に含まれている粒子やガスを、30分で浄化できる部屋の大きさを示しています。適用床面積が小さい空気清浄機を、広い部屋で使っても、十分な効果が得られません。逆に、適用床面積が大きい空気清浄機を、狭い部屋で使っても、余計な電力を使用することになります。ですから、自分の部屋の広さに合った空気清浄機を選ぶことが大切です。

【適用床面積】＝部屋の広さ（畳数）×２

空気清浄機のパッケージや説明書には、畳数ではなく、「～13㎡」というように記載されていることがあります。この場合は、13平方メートル以下の部屋であれば効果的に使えるということです。1畳＝1.62㎡が目安ですので、参考にしてみてください。

世界基準の性能評価でCADR値（Clean Air Delivery Rate）を採用している場合があります。１分間に綺麗な空気をどれだけ供給できるかを表す指標です。例えば、CADRが300という空気清浄機は、1分間に300㎥の綺麗な空気を供給できるということです。CADRが高いほど、性能が高いと言えます。

【推奨フロア面積】＝CADR値×１．５５

CADR値から推奨フロア面積を計算する数式です。部屋の広さに合わせてCADRを選ぶことで、効率的に空気をキレイにすることができます。

ポイント３　便利機能と予算で選ぶ

空気清浄機には、加湿除湿機能やアロマ機能、自動掃除機能などの機能がついているものもあります。これらの機能は、空気をきれいにするだけでなく、快適な室内環境を作ることにも役立ちます。しかし、機能が多いほど価格も高くなります。自分が本当に必要とする機能は何かを考えて、予算に見合った空気清浄機を選ぶことが重要です。