この記事はテレビの購入を検討している方のためになる内容です。
テレビは家庭の中心的なエンターテイメント・コミュニケーション的な機器ですが、種類や性能が多様化しているため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?そこで、この記事では、2024年おすすめのテレビの選び方を3つのポイントに分けてご紹介します。4K・8Kとは、液晶・有機ELとは、40型・50インチどのサイズが良いの、おすすめメーカーなど、それぞれのポイントについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ポイントを解説
テレビを選ぶ際に、3つのポイントは事前に確認すると良いと思います。「画質で選ぶ」「画面サイズで選ぶ」「機能で選ぶ」それぞれを解説します。
ポイント1 画質で選ぶ
テレビの画質は、主に解像度とコントラストと色彩などによって決まります。解像度とは、テレビが表示できる画素数のことで、高ければ高いほど細かい部分まで鮮明に見えます。コントラストとは、明るい部分と暗い部分の差のことで、高ければ高いほど立体感や奥行きが感じられます。色彩とは、テレビが表現できる色の数や鮮やかさのことで、豊富であればあるほどリアルな映像になります。
HD | 1,366×768 | 約100万画素 |
フルHD | 1,920×1,080 | 約200万画素 |
4K | 3,840×2,160 | 約800万画素 |
8K | 7,680×4,320 | 約3,300万画素 |
HDは最も一般的な画質で、普段のテレビ番組やDVDなどを見るのに十分です。画面サイズが32インチ以下のテレビでは、HDで問題ありません。価格も安く、コスパが高いです。
フルHDはHDの約2倍の画素数を持ち、より高精細な映像を楽しめます。ブルーレイやネット動画などの高画質コンテンツを見るのに適しています。画面サイズが40インチ以上のテレビでは、フルHD以上がおすすめです。
4KはフルHDの約4倍の画素数を持ち、超高精細な映像を楽しめます。細部までくっきりと見えるため、迫力や臨場感があります。4K対応のブルーレイやネット動画などのコンテンツが増えてきています。画面サイズが50インチ以上のテレビでは、4Kがおすすめです。
8Kは4Kの約4倍の画素数を持ち、最高峰の画質を楽しめます。人間の目に見える限界を超えるほどの精細さで、まるで現実にいるかのような感覚になります。8K対応のコンテンツはまだ少ないですが、将来的に増えてくるでしょう。画面サイズが55インチ以上のテレビでは、8Kがおすすめです。
以上がHD、フルHD、4K、8Kの違いとおすすめです。自分の視聴環境や予算に合わせて、最適なテレビを選んでください。
ポイント2 画面サイズで選ぶ
画面サイズは重要なポイントです。画面が大きすぎると、ドライアイになったり、目が疲れやすくなったりします。また、画面が小さすぎると、映像の細かい部分が見えにくくなったり、没入感が低くなったりします。
適正視聴距離は、テレビの画面から自分の目までの距離のことで、画面サイズや種類によって異なります。フルHDは「画面高さ×約3倍」4Kは「画面高さ×約1.5倍」8Kは「画面高さ×約0.75倍~約1.5倍」この範囲内であれば、テレビの画質や音質を最大限に楽しむことができます。下記は参考例です。
画面/種類 | フルHD | 4K | 8K |
32インチ | 約120cm | 約60cm | ー |
40インチ | 約150cm | 約80cm | ー |
55インチ | 約200cm | 約100cm | 約100cm |
60インチ | 約220cm | 約110cm | 約110cm |
75インチ | ー | 約140cm | 約140cm |
失敗しない画面サイズを選ぶためには、自分の部屋の大きさや配置を考えて、適正視聴距離とテレビの種類をバランスよく検討することが大切です。一人暮らしの6畳もしくは8畳部屋ならば、フルHDで40インチ前後、4Kで40~50インチ程度と、画面サイズだけに惑わされずに、自分に最適なテレビを見つけましょう。
ポイント3 機能で選ぶ
テレビを買うときに、どんな機能を重視しますか?画質や音質はもちろんですが、それ以外にもテレビにはさまざまな機能があります。例えば、「録画機能」や「倍速機能」、動画配信やゲームなどの「インターネット接続機能」、「スマートフォンとの連携機能」などです。
録画機能には、内蔵型と外付け型の2種類があります。内蔵型は、テレビ本体に録画用のHDD内蔵されているタイプです。外付け型は、テレビと別に録画用の外付けHDDやブルーレイレコーダーなどを接続するタイプです。また、一緒にチューナー数も確認しましょう。内蔵チューナー数が多いほど、同時に録画と視聴ができる数も増えます。
テレビを有線LANまたはWi-Fiを使ってインターネットに接続し、動画配信サービスやSNSなどのオンラインコンテンツを楽しむことができる機能です。スマートフォンやパソコンで見られる動画や情報もテレビで見ることができます。自分のインターネット環境や利用目的に合わせて、インターネット接続機能を選びましょう。
自分のテレビの使い方や楽しみ方に合わせて、必要な機能を選ぶことで、テレビをもっと便利に楽しく使うことができます。テレビを買うときには、ぜひ参考にしてください。
ポイントを踏まえておすすめ商品を紹介
東芝 ハイビジョン液晶 レグザ V34シリーズ
4Kモデルの能力を搭載し、充実したネット動画を取り揃えおり、映像遅延時間短縮でゲーム操作性もUPしているハイビジョンの液晶テレビです。
パナソニック 4K液晶テレビ VIERA TH-43MX900
ダブルチューナー内蔵で2番組の同時録画ができます。高いコントラスト豊富な色彩、高出力アンプも搭載、4K120P入力に対応しているので、ゲームを存分に楽しむことができるでしょう。
ハイセンス 4K液晶テレビ 65Hシリーズ
VGP(オーディオビジュアル機器の総合アワード)でも数々の受賞をした中国のメーカーです。AIネット映像高画質処理で分析補正し、最適な品位に最適化してくれます。
ソニー 4K液晶テレビ BRAVIA XRJ-65X90L
認知特性プロセッサー「XR」や「アコースティック マルチ オーディオ」を搭載し、映像や音にこだわり、最高の没入経験が体験できそうなテレビです。またPlayStation(R)5と連携することで、さらなる没入体験を。
シャープ 4K有機ELテレビ AQUOS 4T-C55FS1
第2世代の「量子ドット有機ELパネル」、パネル駆動回路「クライマックスドライブ」、放熱構造「クールダウンシールドⅡ」により、広色域かつ色純度の高いバランスが優れた有機ELテレビが評論家大賞を満票でVGP2024受賞したシリーズです。